スピリチュアルとは？〇〇とはどう違うのか？これを読めばスッキリ！

はじめまして！

私はベルギー在住のHakuhoと申し
ます。

「スピリチュアル・カウンセラー」
として10数年の間に約12000名のク
ライアントとご縁を繋がせていただ
いてきました。

このサイトでは巷にあふれる「フワ
キラ系のスピ」ではなく、「地に足
のついたスピ」を解説していきます。

このサイトを通して、生きづらさを
感じている方が少し楽になれたり、
人生を諦めている方が少し前向きに
なれたり、お金・健康・恋愛・仕
事・人間関係などで問題を抱えてい
る方が解決策を見出したりできるお
手伝いができたら、とても嬉しいで
す。

それでは、第一回目のお話を始めま
す。

基本中の基本、「スピリチュアルと
は？」と、精神世界・宗教・オカル
ト・占いとの違いについて解説しま
す。

スピリチュアルとは？

スピリチュアルと聞いて、あなたは
どう思いますか？

「なんだか怪しそう」
「騙されそうで怖い」
「周りの目が気になるから、ひっそ
りとスピリチュアルやってる」

いろいろな方がいると思います。

でも、スピリチュアルと聞いてネガ
ティブな感情が湧いてくる方は、ス
ピリチュアルとは何かを知らないか
ら、もしくはこれまでに本物の情報
を得られなかったからかな、と思い
ます。

そこで、スピリチュアルとは何かに
ついてお話していきますね。

スピリチュアルという言葉は、ラテ
ン語のspiritusが語源で、キリスト
教における宗教や教会に関すること
神や聖霊や魂、超自然現象などを意
味しています。

日本では、スピリチュアルと聞くと
スピリチュアル・カウンセラーや、
各種の占い、ヒーリングなどを思い
浮かべる方が多いと思いますが、海
外ではもっと幅広い意味があるので
すね。

おそらくこれは、日本と海外の宗教
観の違いから来ていると思います。

日本ではバレンタインデー、ハロ
ウィン、クリスマスなどキリスト教
由来のイベントが楽しまれているの
と同様に、正月には神社仏閣へ初詣
に、お盆には墓参りに行きますよね。

ですが、海外では他国の宗教がらみ
のイベントを楽しむことはまずあり
ません。祝日も宗教にちなんだもの
が多いです。

そのため、スピリチュアルなことと
いうのは、彼らにとって日常であり
何も特別なことではないのです。

私自身、スピリチュアルとは：

本当の自分自身に還るための
学び
過去のカルマを浄化し、未来
のカルマを作らないための修
行
嫌っていたり憎んでいたとし
ても、自分や人を許し、愛す
るための視点を与えてくれる
もの
・・・と考えています。

スピリチュアルと精神世界の違いとは？

日本では、スピリチュアルを「精神
世界」と翻訳されています。

かれこれ40年以上も前になりますが
某大手書店の「精神世界」のコー
ナーでスピリチュアル系の本が置か
れていました。

現在のようにスピリチュアルが人々
に広く受け入れられていない頃でし
たので、置かれていたのはほんの数
十冊、主にキリスト教、仏教、そし
てヨガに関する本でした。

それから1986年に、アメリカ人女優
のシャーリー・マクレーンが自己の
スピリチュアル体験を書いた「アウ
ト・オン・ア・リム」という本が世
界的にベストセラーになりました。

そしてそれをきっかけに、「スピリ
チュアル」という言葉が全世界に広
まったのです。

当時アメリカでは、西洋占星術で言
う水瓶座の時代に入ったこともあり
「ニューエイジ（新時代）」という
人間の新しい考え方、生き方、在り
方が脚光を浴びるようになりました。

それと同時に、日本にも宇宙生命体
「バシャール」をチャネルするアメ
リカ人ダリル・アンカの本や、その
他ニューエイジ関連の本や情報が多
く入ってくるようになり、いわゆる
「スピリチュアル・ブーム」が始
まったのです。

そして、それまでは「スピリチュア
ル」＝「精神世界」とされていたの
が、それ以降は「精神世界」＝
「ニューエイジ」とカテゴライズさ
れました。ですので、スピリチュア
ルの一部分に「精神世界（ニューエ
イジ）」があるということですね。

スピリチュアルと宗教の違いとは？

世界中には多くの宗教がありますが
ここでは仏教とキリスト教を例に挙
げます。

皆様もご存知の通り、仏陀（ゴータ
マ・シッダールタ）は紀元前500年
頃にインドとネパールの国境付近に
ある釈迦国に生まれました。

幼少の頃よりこの世の真理を知りた
いという気持ちが強かったのですが
王族であるために出家できず、やが
て結婚し一児をもうけます。

ですが、29歳のときに悟りを得たい
という気持ちが抑えきれず、国を抜
け出して旅に出ます。

そして、さまざまな修行を通して6
年後、仏陀はある菩提樹の木の下で
瞑想し、悟りを得ます。

仏陀は何を悟ったのでしょうか？

根本的なものとしては、「縁起（縁
起の理、縁起の法）」と言われてい
ます。

その意味は、「この世のあらゆる物
事や私たちの心でさえ因縁というあ
らゆる関係が複雑に絡み合って作ら
れている」ということです。

わかりやすく説明しますね。

花の種を蒔くと光や水や肥料によっ
て育ち、やがて花を咲かせます。
この場合、花の種が「因」であり、
光や水や肥料が「縁」です。

このようにあらゆるものが「因縁」
の元に存在しているというのが縁起
の意味なのです。

そして仏陀が生まれて約500年後、
ガリラヤ（現在のイスラエル北部）
のナザレに生まれたイエス・キリス
トもまた、修行の旅に出て、40日間
の瞑想をしたと言われています。

その後3年間の布教活動をしますが、
エルサレムにて33歳の若さで十字架
に処せられてしまいます。

ですがその3日後、復活したと言
われています。

キリストの最も重要な教えとして、
次のものがあります。

「心を尽くし、魂を尽くし、思いを
尽くして、あなたの神である主を愛
しなさい。これが最も重要な第一の
掟です。
第二も、これと同じように重要です。
自分を愛するように、あなたの隣人
を愛しなさい。
真理は、この二つに基づいているの
です」
マタイによる福音22章（マルコ12章
ルカ10章）